2018/02/27

'65 Type1



facebookでご紹介した’65 Type1。


事故の修理でお預かりし、
右フロントフェンダーを中心に板金・ペイントをさせて頂きました。

ちなみにフェンダーはKlassicFab製のものに交換しています!



・・・で、ペイントが仕上がった状態がコチラです。



この後、ペイントするにあたり取り外したパーツを元通りに組み付けていきますが、
各部、気になる部分は改善していきたいですよね。

例えばヘッドライトの配線。。。

ペイント前に引き抜いたらこんな状態でした。。。
かなりくたびれてヘロヘロな状態です。
写真には写っていない部分で割とワイルドに接いであったりもしたので、


部分的に引き直し・・・


スッキリ♪


左側は部分的に接いで延長されていましたので、
こちらも同様にスッキリさせました。
ビニールテープで巻いてあるのを見るとそのまま・・・というワケにはいきません。。。


あとはフェンダー、ランニングボード、バンパー等を取り付けるボルト類も、
かなり錆びていたり、国産車サイズ(M8で頭が12㎜のもの)が使われていたりだったので、
オリジナルに近い物に交換。。。等々。




もちろん、
何もかも交換すれば良いと言うわけではありませんし、
お客様の予算もあります。
その中で、ココ!!というポイントを押さえつつ、
ベストな作業をしていこうと心がけています。(^^)/
















2018/02/19

純正ヘッドライト♪




社外ヘッドライト⇨純正ヘッドライトへの交換をご依頼頂きましたので、
ご紹介いたします。

まずはBefore。。。


社外品だとリム&ネジがスチール製+クロームメッキなので、
こんな風にサビて来てしまいます。。。(ステンレス製はその限りではありません。)


純正はどちらも真鍮製+クロームメッキなので、
こんな風にサビてくることは無いんですね。♪


まずはお客様にお持ちいただいた純正USEDヘッドライトをチェック。。。


パッと見は小奇麗なんですが、
よ~く見るとブツブツが・・・(^^;)


やはりこのまま取り付けるわけにはいきませんよね。
・・・ということで、ペイントし直すことに。

塗装を剥離してみると案の定、下からサビが出てきました。
これはサビの上からペイントされてたと言う事(^^;)



全て剥離し、サフェーサー⇨グレーでペイントです。



シール等も交換し、組み付け♪


ネジはステンレス製のマイナスネジですので、
見た目もバッチリですし錆びません。


取り付け前に配線を整理して・・・

 

・・・取付完了です。



ヘッドライト一つで顔つきも変わりますし、
やはり車の”顔”ですから拘りたいポイントですよね!










2018/02/16

SAPPHIRE Ⅱ RADIO


いかにもUS仕様・・・と言った感じの、
サファイアラジオのご紹介です。

50年代ならモトローラ、
60年代ならこのサファイアシリーズが、
US仕様には抜群に似合いますね♪

その中で、
AMのみのサファイアⅠやクロームノブのサファイアⅢなどは、
よく見かける気がしますが、

クラシカルなシルバーベージュのノブと、
AM・FMの組み合わせのサファイアⅡは、
あまり見かけないんじゃないでしょうか??(僕だけ??)




※このラジオ、見た目はグッドコンディションなのですが、
残念ながら現状では不動状態。。。(^^;)

・・・ですが、もちろん修理も可能です。

是非お問い合わせください!!

Sapphire Ⅱ Radio by Bendix    Price: ¥68,000(税別)
                                                                                    (AT09-01)




2018/02/15

'52 Zwitter #01




先日、’50年代のスーパーレアなパーツ、
HÜLSシートリクライナーを取付する機会がありました。




これまで数々のアクセサリーパーツを取り付けてきましたが、
このシートリクライナーを取り付けたのは今回が初めてです。

ご依頼頂いたお客様に感謝です!!

誇らしげにHÜLSの文字が♪


黒いダイヤルを回し、このギザギザの噛み合わせを変えることにより、
バックレストの角度を調節します。




早速作業に掛かります。


今回はシートフレームのペイント、シート張り替えも予定しているので、
その前に仮付けです。

まずは古い生地を剥がして・・・


フレームとスプリングだけの状態に。



今回のシートリクライナーを取り付けるには、
バックレストから伸びる脚をカットする必要があります。

貴重なシート、失敗は許されませんので、
慎重に位置合わせをしてからカットしたいんですが、
カットしなければキッチリと位置合わせが出来ません。(^^;)

なのでまずはカット!!
もう後戻りはできません。。。


位置もバッチリで一安心♪



これを計4か所やって、完成です!!




この後、またバラバラにして、

シートフレームとスプリングはペイント仕上げ、
リクライナーはクロームメッキで仕上げます。


ちなみにこのシートが付くのは'52 Zwitterなんですが、
現在、お客様の元でオールペイント作業の真っ最中♪

ペイント仕上がり後の組み付け作業等をご依頼頂いていますので、
またご紹介したいと思います。










2018/02/12

NOS Steering Wheel



先日facebookでチラッとご紹介しましたが・・・


NOSのステアリングホイールのご紹介です!!!

発見したときは、
まだこんなものが世の中にあったのか!!
・・・と興奮してしまいました(^^)/

とにかく、文句なしのNOSのステアリングホイールです。


細かなキズはありますが、全体的には流石NOS!!と言った感じです。
名ばかりのレストア済みステアングではこの雰囲気は出ませんよね。


ここのモールド、
リペイントするとどうしてもだる~くなってしまいがちですが、
NOSだとこんなにもハッキリクッキリしているんですね。。。



普段あまり意識しない裏面ですが、
絶妙な曲面を描いてることが良く分かります!


VWマークにパーツナンバー。。。


VDM。。。


出荷表?でしょうか、こんなタグまで付いたままです。
もちろん、一度も外された痕跡はありません。



・・・間違いなく最高です!!



NOS Steering Wheel(T-1 '56-'59 Ghia '56-'57)    Price: ¥178,000(税別)
                                                                                                                          (B01-07)










2018/02/09

14mm




M8x1.25のナットで頭が14mm。。。



ネジ好きの自分としては、
買わずにはいられませんでした。。。(^^;)


※通常、ワーゲンに使われているM8x1.25のボルト・ナットは、
13㎜の頭なんですが、’50年代のものは14㎜頭でした。
ちなみに、M5x0.8のボルト・ナットの頭は通常8㎜ですが、
’50年代のものは9㎜頭でした。。。


数少ない!?ネジ好きの方からのお問い合わせお待ちしております。