2018/01/22

Rear View Mirror Restoration for RHD




昨年末にご依頼いただいた、
右ハンドルビートル用ルームミラ―のレストアが、
完成しましたのでご紹介いたします。(^^)/

今回はシンガポールのお客様からご依頼いただきました。

62年のタイプ1・右ハンドル用との事です。


全体的にキレイではありませんが、
大きな傷や凹みも無く、
レストアするには最高のベースでした。


まずは全てを分解します。


そして、パーツごとにポリッシュしたり・・・

クロームメッキしたり・・・

・・・で、仕上げます。

ミラー自体も新品に交換しました。

そして元通りに組み上げたら完成です。(^^)/


バッチリキレイになりました。


・・・で、仕上がったミラーをよ~く見ていると、
ちょっと違和感を感じる部分が・・・。

普通のミラーと見比べると良く分かります。
※紛らわしいですが上の写真は2つとも普通のタイプのミラーです。


この部分。。。

ベースの三角の部分ですが、
普通のはどちらかと言うと平らなイメージですが、
今回のは真ん中に一本筋が通ってる感じ。。。

外したことのある方なら分かるかもしれませんが、
サンバイザーのアームの固定方法も違いました。

そして更によーく見ると・・・

カンガルーに挟まれたVWマークが!!

・・・ということはオーストラリア製なんでしょうか??


・・・気になって夜も眠れそうにないので、
オーストラリアのVWショップに聞いてみたところ、
正にその通りでした。

オーストラリアでは当時、VWはノックダウン生産をしていて、
ドイツ本国生産のパーツだけでなく、多くの現地生産のパーツも使い、
ワーゲンが組み立てられていたそうです。。。


・・・それにしてもかわいいロゴですよね(^^)/