2015/06/28

'67 T-2 Kombi YANASE Model




先日納車させていただいたバスをギャラリーに追加いたしました!!








































パティナなオリジナルペイントのクルマをベースに、
タイヤはB.F.Goodrich 700-14でシャキッと♪


















内装は元々2nd・3rdシートが無く、フロントシートのみだったので、
それをドアパネル、ヘッドライナーと共にリフレッシュ!!

















この年代のコンビ・パネルバン等のシートは、スタンダード・デラックスと同じ柄の生地なんですが、
ヒートプレスが無くツルッとしているのが特徴ですね!

ダッシュまわりもパーフェクト!!

右ハンドル用のフロアラバーマットも高品質なリプロダクションを取り寄せてます♪



















エンジンもオリジナルの低圧縮タイプのがキッチリと♪



















バス自体が少なくなってきている中、

ヤナセ物のバスで・・・と限定すると、
ここまで良い雰囲気の物ってホントになかなか無いと思います。

是非、この雰囲気を維持していっていただきたいですね!!















2015/06/22

Stock Wheel for my '56 Lowlight



最近流行りの!?、

ストックホイールのリペイント♪


藤原タイヤさんからの圧力もあり、(笑)
そして自分も以前から気になっていた部分でもあったので、
せっかくなのでこの機会に自分のカルマンのホイールを作業することにしました!!


まずはペイントするホイールの準備から。。。

今現在付いてる物ではなく、
別で4本用意しました。

表面はそれなりにコッテリ塗られているものの、
側面、裏面はオリジナルペイントのままで、
サビも少なく全体的なコンディションは良さそうです。




















剥離後も、サビのあとの凸凹等も無くGoodです!!



















そしてペイント後!!


















自分のカルマンはL376ガゼルベージュというボディカラー。
それに組み合わされるホイールの色は、
リムがL41ブラックにセンターがL379ブラウンという色がオリジナルなんですが、
そのままだと今現在の内装のカラーとの組み合わせが微妙な感じもしたので、
良い雰囲気でマッチするようにスペシャルMIX。。。(^^;)

そして裏面のブラックから表まで、ツヤツヤに仕上げました♪




































リムがブラック・・・・
というのは、'50sでいうと、
カルマンギア(クーペ・カブリオレとも)、デラックスバス、そしてタイプ1・カブリオレ、がそうなんですが、
これらには標準でホイールにビューティーリングが装着されます。

ということで、ちょっとイメージしてみました。。。


















ちなみにオリジナルでは上の写真のタイプです。。。

どちらも捨てがたいですね!!

組み合わせるタイヤとのこともあるし・・・

もうちょっと妄想してみます!!









2015/06/18

NOS パーセルシェルフ




先日、facebookでご紹介した、

NOSのパーセルシェルフ。

お客様から取り寄せのご依頼をいただいた物です。。。


















スチール製で、VWの形にカットされているのが特徴的ですね。

















スプリット~オーバル時代のもの、
ということなんですが、詳しいことは一切わかりません。。。(^^;)
ただ、実物を見るのは今回が初めてだということです♪


NOSといっても、ご覧のようにふんわり錆びている状態なので、
お客様と相談し、今回はこれをリペイントして納品させていただくことになりましたので、
またご紹介したいと思います。





ちなみに・・・・、

今回の物はもう無いのですが、
別バージョンのものがまだ一つあるとのこと・・・。(写真下の物)






















・・・興味のある方は是非お問い合わせください♪









2015/06/13

"Original" T-2 Safari Window



納車準備中の'67 T-2 YANASE です。。。


運転席側(右ハンドルなので右側です)のサファリウインドウのガラスにヒビがありました。。。



















もちろん、これでは車検も通らないので交換させていただきました♪


と言っても、ご覧のとおりのなかなかのサビ具合。。。

















手順としてはフレームを組んでいるネジを外してフレームとガラスを外し、新しいガラスに交換・・・

するだけなんですが、
ここまでサビてるとそう簡単にはいきませんね。(^^;)


ネジをドリルで揉み取って、
フレームとガラスをシバき倒してなんとか外れました。。。

ガラスの割れ具合を見ていただければ作業の激しさが分かっていただけるかと思います。
説明を追加


















で、ガラスだけじゃなく、
その周辺のフレームもキズついてしまってますので、リペイントするんですが、
(これは今回の作業の性質上仕方ないことなんです。。。)


・・・が、ここでも少し問題が。。。

フレームは元々ヤレたパティナな状態。。。

それをリペイントしてしまうと、
他の部分と雰囲気が合わなくなってしまいます。

ということで、極力小範囲でペイントし、
他の部分と合わせるように仕上げます。


まずはボディーカラーでペイント。
赤丸部分をペイントしています。

















最終的にはこんな感じです。
違和感は全くないと思います♪



















そして、これに組み合わせるガラスが、
facebookでもご紹介したこちら!!



















NEWガラスにすると、
キズや曇りも無いので本当に気持ちいいですね!!






































2015/06/11

マイナスネジ・・・ 





今日も細かいネジの話なんですが・・・。


こんなネジあります。。。

M4x12の、マイナスネジ。



















こんな所に使われています。
















アーリーバスのウインドウフレームを組む際に使うんですが、

出来上がってしまうとほぼ見えません。(^^;)

ただ、元々オリジナルではこのタイプのマイナスネジが使われていて、
バラす際にほとんどの場合で折れてしまうことが多いんですね。

・・・なので組み付けの時にはほとんどの場合交換することになるネジ。


ということはやっぱり、
オリジナルと同じタイプのネジが良いな・・・と思い、用意してみました♪












2015/06/09

Parts for sale !!




パッと見て分かるような派手さは無いけど、

”かゆい所に手が届く”・・・的なパーツをご紹介いたします。




まずはこちら。


☆NOS Oil Pressure Switch                               SOLD!!



















25hp、36hp等のスタンドエンジンには必需品といってもいいくらいのパーツですね♪

機能的には普通の平端子のものでも全く問題ありませんが、
醸し出す雰囲気が違いますね。
値段もかなり違いますが・・・(^^;)

リプロダクションも手に入りますが、形が違いますよね♪








次はこちら。

ご自身で作業される方には必要なものかもしれません。。。


☆Rear Bumper Bolt Kit for T-2 US '59-'67                      ¥2,200/set(without TAX)


















ダブルバンパーのバス用のものです。
Rバンパーを取り付けるためのネジがセットになっています。
(スプラッシュパン用のネジは含まれていません)

高強度のボルトと、写真手前のパイプ、そしてカマボコ型のワッシャが特徴ですね。
これが失われているクルマは多いです。。。
是非取り付けてください♪





そして最後に一番細かいのを。。。(笑)


☆M8 Nut for T-2 Mirror Arm                   ¥100/ea(without TAX)



















ただのナット・・・なんですが、
M8サイズで、細目ピッチです。

アーリーバスの純正ミラーアームの取り付け時に使用します。
純正ミラーアームは普通の並目ピッチではなく、細目なんです。
(リプロダクションのミラーアームには物により使用できます。。。)

そして今回の物はよくホームセンター等で見かけるユニクロメッキではなく、もう少し白っぽい仕上げのメッキです。
こっちの方が雰囲気が良いですね。

必要な方、何かのついでにオーダーいただければと思います♪















2015/06/06

T-2 Side Mirror Arm




本日納車させていただいたタイプ2・・・

納車前にお客様から、

ミラーアームをペイントして欲しい・・・とのリクエストがありました。


オリジナルではボディーカラーでペイントされているものなんですが、
元々、よく見かけるステンレス製のものが付いていました。

確かに少し気になっていた部分なので、作業させていただくことになったんですが、
ステンレスというのは実は塗料が密着しにくい材質。。。

プライマーで処理してのペイントも可能なんですが、
後々のことを考えて、
オリジナル同様スチール製のリプロダクションに交換し、それをペイントさせていただきました。
(今回はボディーカラーに合わせ、L87パールホワイトです。)

左がステンレス製のもの、他がペイントさせていただいたものです。





































ナットの緩み止めのロックプレートも取り付け・・・



















・・・完成!!




































写真は左側のみ交換した状態ですが、
大袈裟かもしれませんが左右で全く印象が違う・・・と思いませんか?(^^)


本当にちょっとしたことですが、
こういった細かい部分の積み重ねで、

結果、クルマ全体が研ぎ澄まされていく・・・と思います♪

















2015/06/04

Rear View Mirror & Sunvisor for Lowlight Karmann Ghia #4


自分のカルマンのサンバイザーなんですが、

ようやく完成しました。

振り返れば、前回から約2カ月・・・。(^^;)



いろいろと忙しかったり、
どういった方法がベストかな?と、
考えていたらこんなに空いてしまいました。。。(笑)


前回の続きから行くと・・・

元々ついてたサンバイザーなんですが、
本来は黒いアクリルであるはずが、
ファイバーのような板に交換されていました。
でも、アルミのフレームはオリジナル、という状態です。

手っ取り早くビートル用のリプロダクションのサンバイザーで代用しようかな?
とも思ったんですが、フレームが細かったので、
アクリル板のみ使用し、フレームはオリジナルのものを再利用することにしました。。。


















で、完成したのがこちらです。























































リプロダクションのウソ臭さもなく、違和感なく仕上がっているかな、と思います。


オリジナルのパーツを手間暇かけてレストアする・・・

一般的に、広くオススメできる内容ではないかもしれませんが・・・

オリジナルに拘りたい・・・
でも、なかなかNOSは手に入らない・・・
かと言って市販のリプロダクションでは満足できない・・・
やっぱりオリジナルがいい・・・

そんな方にはピッタリな方法の一つかと思います。♪